復活のアニメ感想記事

2008年7月2日（水）14時06分15秒
春のアニメ（深夜中心）で、私の独断と偏見で選ぶ、最優秀アニメ。
ルールとしては、最終回をむかえたアニメから選ぶ事以外は特にありません。
冬とか秋から始まったアニメでも、この６月に終わったアニメなら候補です。
つーことで、最優秀アニメの発表です。

★最優秀アニメ★
～図書館戦争～
設定に若干違和感があったけど、概ね面白かった。
いかにもテレビ局の訴え的アニメであったが、毎回の話も面白かったし、
私以外の人も好きだと言う人が多かった。
もう少しリアリティある設定であればという思いもある。
たとえばガンダムは、あり得ない話だと感じるが、
遠い未来ならもしかしたらと思わせる。
しかしこのアニメの設定は、近い将来あるかと言えば、
流石に武力抗争にはならないだろうって思ってしまう。
その時点で、のめり込める度合いが減るわけだから少しもったいなかった。
ただ、テーマははっきりしているし、わかりやすく、
その中に恋愛要素や家族話なんかも取り入れて、良いアニメになったと思う。
１クールアニメだったが、しっかりと話も完結し、
走る部分もなくバランスも良かった。
★優秀アニメ★
～ダ・カーポⅡＳ．Ｓ～
個人的には好きなアニメだ。
後半は凄く盛り上がったが、前半はこのアニメの日常だったから、
それほど良くも無かった。
ところどころ良かったのだけど、端折りすぎているところもあり残念だった。
しかし後半はどのアニメよりも感動を伝えた。
ただ、疑問もいくつか残る。
良い願いと悪い願いの線引きは何処に？
そして、願いを叶える事への疑問にはふれられていない。
家族が欲しい、そんな些細な願いを肯定するだけの話だったかも。
～ホリック継～
主人公のテンションと、足の長すぎる絵には疑問があるが、
話は凄く良かった。
哲学的な考えも、私は好きだ。
最後にはみんなが幸せになって行くところは、やはり嬉しい。
そして一番面白かったのは、ちょっとした事で思いは
１８０度かわる面白さを味わった事。
最終回手前まで、ヒマワリちゃんを良く思う人は少なかったように思う。
しかし最後に、ヒマワリちゃんが好きになった人は多かっただろう。
人は表面だけでは判断できない。
嫌いな人がいたとしても、その人の事を知れば、
もしかしたら好きになれるかもしれない。
少し嬉しくなれる話だった。


これ以降はまだ終わってないけど、良かったアニメ。

★私の好みの最優秀アニメ★
～狂乱家族日記～
私の好みだけで言えば、このアニメが一番好きだ。
感動も笑いもあるアニメ。
テンポもなれると心地よいし、
何より主人公サイドが強いのは好きだ。（笑）
すぐに家族の絆ができあがってしまったのは疑問だけど、
ギャグアニメだと思えば受け入れられる。
もしこの春のアニメの中で、どれか１作品ＤＶＤをあげると言われれば、
迷わずこれを貰う。
暇な時に気軽に見れるのも良い。

★トータル最優秀アニメ★
～イタズラなＫｉｓｓ～
終わっていないアニメも含めて、アニメのクオリティから選べば、
この作品が一番だろう。
絵とか音楽、話の良さ、展開、全てにおいて完成されたアニメだ。
あえて欠点を言うなら、絵が少し変わった感じがする事と、
時の流れが速すぎる事くらいか。
でもそれ以外はどれも否定するところが無い。
オープニングもエンディングも曲はアニメにピッタリマッチ。
声のキャスティングも完璧。
喋りにも違和感が無い。
笑い、感動、恋愛、家族、あらゆるテーマが気持ちよく入っているし、
見た後も心が温かい。
登場人物にも魅力があるし、ほぼ完璧なアニメだ。
だからと言って、誰にでも受け入れられるアニメとは言えないけどね。（笑）
あくまでクオリティと完成度で選びました。


この春のアニメは、予告だと期待できなかったけど、
見始めると案外面白かったという印象。
しかし見続けると、期待どおりには行かなかった。
そんな印象をうけました。