復活のゲーム感想記事

２００８年２月８日１８時１４分

FORTUNE ARTERIALをプレイして オーガストのゲームの感想を書くのは、
此処では少しためらわれる。
理由は、良いところも悪いところも正直に書きたいのだけど、
画像を使わせて貰っているので、悪いことは書きにくいからだ。（笑）
でも私は正直に書くのがポリシーなので、書きます。

まず、ゲームをプレイし終わっての感想は、一言で言うなら面白かった。
流石にオーガストワールドだと言った感じだ。
でも、細かく言っていけば、良いところはもちろん多いが、
悪いところも少なからずある。
まず、今までのゲームと比べると、世界のスケールが小さく感じた。
これは良い事でも悪い事でも無いけど、オーガストらしさと言えば、
なんとなく違ったかなって感じ。
リアリティって意味では今までどおりなんだけど、話が身近に感じた。
私の好みで言えば、もう少し世界が広がっていた方が好きかな。
それよりも今回のゲームで、一番オーガストらしくなかったと思うのが、
音楽が耳に残らなかった。
歌もどれも普通。
曲は、前回の瑠璃色がやたらと良かったから拍子抜け。
更に、ＭＰＧファイルのＯＰで無かったから、何度も見る事ができず、
結局覚えられずに終わった。
やはりＭＰＧは別にして欲しかったな。
さて本題だけど、幼なじみのふたりの姉妹のシナリオは、普通に感動。
シナリオではこのふたつが良かった。
後はどうもしっくりこない終わり。
その謎はトゥルーエンドで全て明らかになっていくのだけど、
それぞれのエンドももう少し良くして欲しかったな。
トゥルーエンドは、流石オーガストと言えるもので良かった。
今までひっかかっていた事が、徐々に紐解かれていった。
ひとつ引っかかったのが、最後お母さんと、司が会っているが、
あの格好や、子供のままの姿であるのをみて、何も思わなかったのか？
それだけが気にかかる。
エンディングとしては、私個人ではエリカエンドが良い。
何せ死なない体になったのだから。（笑）
それで尚かつ、トゥルーエンドのように全て解決できれば良いな。
キャラクターの魅力で言えば、どれもありふれているもの。
まあ今更新しいキャラを作るには、ギャルゲーは多すぎるけど。（笑）
陽菜は、オーガスト人気キャラの因子を受け継いでいる。
エリカは正統派で、桐葉はおきまりの冷めた感じ。
かなでは今回のゲームの笑い担当だけど、少し狙いすぎかな。
まあ特にそれがダメでもないけど。
私はむしろ好きだ。
なんせなんとなく、ミンキーモモっぽい喋りだから。
白ちゃんは、ちひろ（はにはに）と、ラピス（プリホリ）を
足して２で割った感じ。
絵的に肩幅狭すぎるのが、変に見えた事以外は、結構好きかな。
さて、結局・・・
トゥルーエンド見ると、このゲームはどれも良い終わりに感じない。
どの終わりにしても、どこかに何かがひっかかる。
だから結局このゲームのエンドで良かったのは、トゥルーエンド
だけって事も言えるわけだ。
それ以外にも、全てがまるく収まるエンドが１つ２つ欲しかったな。
私個人の理想エンドを言えば、紅い石を自分と、ヒロインが呑んで、
半永久の命を得て、ずっと幸せにくらして行くって感じの。
その中で、バンパイアの家族は全て仲良くなって、陽菜の記憶が戻り、
カヤの木が復活～みたいな～（笑）
今回驚いたのは、ストーリーの展開が、良い意味で、ことごとく
予想に反して進んだ事だ。
今回はやられたなぁ～って感じが凄くある。
人好きずきあると思うけど、まあ値段以上の値うちがある作品だった。
あとひとつ、これはシステムとして仕方の無い事かもしれないけど、
バックアップディスクを作れないのは、ヲタクとしては辛いですなぁ～