復活のアニメ感想記事

2010年11月03日21時19分

またイカ娘関連のブログが話題になっている。
アニメだから、好きな人もいれば嫌いな人もいるし、良さが分かる人もいれば分からない人もいて当然。
でも、良い作品はより多くから支持されるし、駄目な作品は、良い部分を主にとらえる人だけに支持される。
たとえば、可愛い子が沢山出てくる萌えアニメがあったとして、話は面白くない、絵も癖がある、音楽や声も今一だ。
それでも、可愛いを優先してアニメを見ている人にとっては、可愛い子が沢山出てくるだけで、最高のアニメとなりえる。
一応私の判断としては、アニメを見るにあたって大切な事は、まずは「絵」。
見やすくスッキリした絵を好む。
今のアニメで言えば、「おとめ妖怪ざくろ」「百花繚乱サムライガールズ」「それでも町は廻っている」等、この辺りは癖があるのでマイナスになる。
ＣＧを多用しているのも駄目だ。
過去作品だと、「ブラスレイター」や「マクロスＦ」がそれにあたる。
ただ、これだけで判断しているわけではないし、これだけでは評価しないが、アニメを評価する時、少し重いウエイトを置く。
次に考えるのが、「声」だ。
キャスティング力とも言える。
キャラクターに声があっているか、台詞に違和感がないか、その辺りを考える。
一般の芸能人を使う場合、顔が浮かんできたりするのは、なるべく避けてほしいし、下手な素人もマイナスだ。
絵と声に問題がなければ、後は普通に評価できる方だと思う。
いや、マイナスになる部分はいくつかあった。（笑）
萌えアニメでもなんでも、エロは少し評価が下がる。
下ネタとかは、或る程度誰でも笑える事が多いが、それだけにレベルが低いと思えてしまうからだ。
純粋に、一番良い演出をし、正当なネタで笑いをとる、そういった方が評価は高い。
後は、主人公とヒロインの関係がじれったかったり、引き伸ばし感があるものもマイナスだ。

さて、そういう事で、今期のアニメを評価してみると・・・
イカ娘は、面白い。
可愛いって感想は確かにあるし、可愛い子が見当違いの事を言ったりしてボケるから、面白さが増幅されるのはある。
ただコレが、もし可愛くない主人公だったとしても、このアニメは面白かったと思える部分がある。
フルメタルパニックふもっふの主人公の、現実離れした感覚が面白かったのと似ている。
今回の話では、学校でほふく前進していたのがそれだ。
面白さだけで言えば、ふもっふの方が笑えたが、それに可愛さを加えて、さらに良くしていると考えれば、これは可愛さを求める人にとっては、ふもっふを越えるのだろう。
ただし、アニメの評価としては、私はフルメタルパニックふもっふの方が、今のところ上だと思うわけだが。
そんなに差は無いし、投票したら良い勝負になりそうな気もする。

今期他に面白いアニメは、「バクマン」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「神のみぞ知るセカイ」「それでも町は廻っている」等、結構沢山ある。
今期は私の感覚で言えば、「豊作」であると思う。
これは歴史上の名作だと言える作品は無いが、イカ娘あたりは、もしかしたら一部ブームになりそうな気配はある。
ちなみに歴史上の名作とは、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」等のブームをつくった作品もそうだけど、「銀河鉄道９９９」「ドラゴンボール」「サザエさん」「ドラえもん」「ポケットモンスター」「ルパン三世」等の誰もが知るアニメも含む。
最近では、「けいおん！」「らき☆すた」「涼宮ハルヒの憂鬱」等も、私の感覚では入ると思っている。
これらのアニメに並ぶほどの物はないが、それに近いものはいくつかありそうだ。
人気って面ではなさそうだけど、クオリティ的には、「ジャイアントキリング」だっけ、サッカーのアニメだが、これもかなり面白い。
スポーツ物は、興味が無いとかなり辛いが、クオリティ的には、「キャプテン翼」にも負けていないと思っている。
ただ、対象が限定されそうだから、翼くんには程遠いが。

まだ４話くらいまでしか観ていないから、今の時点で評価はなかなかできないけれど、私の感覚ではこんな感じだろうか。
好みで言えば、「荒川アンダーザブリッジ」とか「とある魔術の禁書目録」なんかもまずまず面白い。
絵的に敬遠しがちだけど、「おとめ妖怪ざくろ」も、話は私の好みにマッチしていたりする。
こうして書いていると、本当に今期は豊作だ。
友達も、面白くて観る時間が無いと嘆いているくらいだ。
そんな中で、私が選ぶ一番はどれだろうかと考えてみる。
しかし、評価が高い作品と、ＤＶＤが欲しい作品と、楽しみにしている作品では違う事に気がついた。
まず、評価が高い作品って事で言えば、「バクマン」かなぁ～って思う。
クオリティが高いアニメで、面白く、メッセージも伝わってくる。
ＤＶＤが欲しいのは、イカ娘かな。
何故かと言われても難しいが、内容を見るだけなら録画で良いし、それ以外の魅力があるのだろう。
軽い気持ちで見て和めるってのが良いかもｗ
楽しみにしているのは、「神のみぞ知るセカイ」「それでも町は廻っている」が良い勝負だｗ
全てのアニメが一冊の週刊誌に連載されていたとして、最初に読むのはこのどちらかって感じだろうか。
漫画だったら、読みやすそうなイカ娘から読みそうだけどｗ
１週間のアニメを録りためて、最初に観るのはって感じか。
さて、これだけ今期アニメをプッシュしてきたが、今放送しているアニメで一番好きなのは、再放送の「AngelBeats！」です。（笑）


ところで宇多田ヒカルのアルバムが、同日同時リリース？
なんかそれに関して、宇多田ヒカルが異議申し立て？
それに対して和田アキコがとやかく言う事ではないと批判？
それに対して宇多田ヒカルが反論？
まあ何にしても、宇多田ヒカルの曲ってのは、宇多田ヒカルの物じゃないのかな？
それを会社が管理しているって感じかと思っていたが。
もしそうだとしたら、本人の意思に反する勝手な行為は、間違っているよね。
それぞれの言い分を聞いていないし、きっとこういう事態になるまでに色々あったと思うので、ハッキリとは言えないけど。
ただ思うのは、和田アキコってのは、芸能界で言えば、最高権力者に近い人だと思うわけで、そんな人がもし安易に発言したのだとしたら、それは軽率だと思う。
ちゃんと宇多田ヒカルの事情をしっかり調べて熟知し、それでああいった発言をしたのなら、否定はしないけど。
上に立つ人には、どちらにも想いやりのある人であって欲しいと思う。
今回に関しては「良く知らないけど、お互いもちつもたれつでやってきた事を忘れずに結論をだしてほしい」とか、大人な発言が良かったかも。
現在、私が知りえた情報、此処に書いてある事だけで判断すれば、やや宇多田ヒカルが優勢ｗ